Xのアカウントを消した

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本日、勢いでXのアカウントを削除した。 忘れないうちにホームページからもXの情報を消し、そのついでにしばらく書いてなかったし短いブログでも書き残しておくか、と思った。

旧Twitterを始めたのは確か高校に入ってすぐである。 途中でアカウントを消して復活させたりした時期もあったものの、実に足掛け13年眺めていたことになる。 最近の仕様なのか、ログインしていないとログインを促されてしまって情報にアクセスできないケースもあるため、不本意ながらFF0人のアカウントは用意してあるが、少なくとも今後何かを発信したり積極的に見に行ったりといったことはなくなるであろう。

最近のXの使用状況を振り返ると、主に論文や講演を始めとした研究関連の情報収集が主であった。 Xでカジュアルに流れてくる情報は一見他では得られないような価値あるものに見えるが、そのほとんどはキャッチしなくても良いものか、他の媒体(Google Scholarのサジェストなど)でも十分キャッチできるものである。 むしろXで流れてくる真偽不明の情報や他人の成果報告、アカデミアに対する不平不満などに心をかき乱される機会の方が多い。 自分から何かを発信すると多少の宣伝効果は得られるかもしれないが、それは実績を以て分からせれば良い話である。 研究者として必要なことは虚心坦懐に自身の研究トピックに取り組むことであり、Xの存在はその目標に向けてはほとんど意味を持たない。 研究以外の余白や無駄という観点で見ても有害であることは明らかである。

最近なんだか研究も日常生活も楽しいので、この調子で健やかに過ごしてきたい。